長い妊娠期間を経て、壮絶な出産を終え、次に待ち受けているのは「授乳」
「授乳」についてはミルクや母乳の選択がありますが、そこで「母乳」について悩むお母さんは少なくはないのではないでしょうか。
この記事では、「母乳で育てたいのに上手くいかなくて困っている」お母さんに向けて、何百人ものお母さんたちに直接授乳介助をしてきた著者が、【母乳育児を成功させるポイント】を解説していきます。
水分をしっかり摂る

母乳はお母さんの血液から作られています。NICU時代、母乳の出が悪い…と悩むお母さんのほとんどが、1日の水分摂取が非常に少なかったということが分かりました。成人女性の推奨されている1日の水分量、プラス授乳量は最低でも摂取していただきたいです😭
頻回授乳
母乳を出すにはとにかく吸わせること☝️吸われる刺激で母乳を作り出すホルモンが分泌されるのでとても大切なことです。【吸われない=母乳が作られない】と悪循環に。3時間おきなど時間を固定せずに、赤ちゃんが欲しがったときに吸わせましょう☺️
正しい抱きかた&咥えさせ方で行う

正しい抱っこはお母さんが前屈みにならず、リラックスした状態であること。赤ちゃんの姿勢は耳、肩、腰が一直線でねじれていないこと。試してみると分かりやすいと思うのですが、私たちも身体が捻れていると飲み物を飲もうとしてもとても飲みにくいのです😂
そして咥えさせ方は、乳首のみ吸わせるのではなく、乳輪全体を咥えさせること。横から赤ちゃんの口を見ると、アヒルの様な口になっている形がベストです!乳首のみを咥えさせることで乳首が切れる原因となります。深く咥えさせることで、乳首のトラブルも回避していきましょう!
⚠️必ずしも赤ちゃんの栄養については「完全母乳」である必要はありません。状況に応じてミルクを補助的に使ったり、完全母乳でなく完全ミルクを選んだとしても、お母さんが赤ちゃんのために選んだ素晴らしい選択です!
乳首の痛みや、乳房が熱を持って痛みが強い、発熱したなどお母さんにトラブルがあった場合はすぐに母乳外来を受診するなどして、助産師や医師に相談してくださいね。
その他:便利グッズに頼る
母乳育児を楽にする授乳グッズはコチラ↓
授乳クッションはロックがついているタイプが授乳中もずれずに快適☺️
授乳ケープはワイヤー入りの物が、授乳中に赤ちゃんを覗きやすくて便利☺️
乳頭保護クリームは乳頭トラブル回避のために必須です☺️著者は切れはしませんでしたが、吸われすぎてヒリヒリしたので授乳後必ず塗っていました!
まとめ
母乳育児を成功させるためのポイントは次の3つ
- 水分をしっかり摂ること
- 頻回授乳をすること
- 正しいだき方&咥えさせ方で授乳すること
いかがでしたでしょうか。ポイントをお伝えしましたが、特に大事なことはお母さんが穏やかな気持ちで授乳に臨むこと☺️睡眠不足などはパートナーや家族などから助けてもらって、睡眠時間を確保してくださいね。自分一人で抱え込まずに、周りのサポートを受けて、便利グッズにも頼って、自分が理想とする母乳育児に近づいてください!
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